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【人材紹介×ChatGPT企画 / 第7回】転職エージェントが企業&転職希望者から信頼を得る方法をChatGPTに聞いてみる

採用 ITトレンド

Posted 18/07/2023

お世話になっております。塚原です。

前回のMTGでは、人材紹介企業の社長様から伺った「ChatGPTでは解決できない人に関する課題」という切り口から、未経験コンサルタントのオンボーディングプランの設計、というテーマで深ぼっていきました。

このあたり、やはり技術の進歩でもなかなかカバーしづらい人の成長・スキルアップに関する部分は経営者の悩みの種なのだろうというところで、今後も引き続き記事にしていければと思っております。

というわけで、今回のテーマは「転職エージェントが企業&転職希望者から信頼を得る方法」です。

どれだけAIが進歩しても、やはり人と人が信頼し合うことで仕事が成り立つ、という側面は(少なくとも直近では)変わらないでしょう。ただし、信頼というのは目に見えづらいものだけに、どう獲得するか・獲得できない人がどうすればできる人になるか、といったところは現時点では各営業の方に任されている部分も多いかと思います。

というわけで、今回はこのテーマで深ぼっていきます。
そして、今回は求人を出す企業側(RA)と、転職希望者を相手にする求職者側(CA)のそれぞれで分けて検証してみました。

 

企業担当者の信頼を得る方法を深ぼる
プロンプトはこちら

転職エージェントが担当企業との業務を円滑に進めて成果を上げる上(求人を獲得する、内定をスムーズに出していただく)で、営業として信頼を獲得する方法をいくつか教えてください。
また信頼獲得にあたって課題になるポイントと、その解決策も教えてください。

ChatGPTの回答がこちら。

 

一旦、通り一遍の回答が得られました。しかし、まだこれを読んだだけで解決する、という粒度間ではない感じもします。

たとえばニーズ理解、や適切な候補者の紹介、といったところについては、通常のコミュニケーションをするだけでは担当者に対して向こうが想定している以上の価値を提供することは難しいでしょう。プラスアルファの価値を出して信頼を獲得する上で大事なことは何か、聞いてみます。

プロンプトはこちら。

上記の4点「企業のニーズを理解する」「良好なコミュニケーションを維持する」「適切な候補者の紹介」「継続的なフォローアップ」について、企業の担当者が想定している以上の価値をエージェントが出すことで信頼を得られる部分があると考えます。そういったプラスアルファの価値提供を実現する上で 通常のエージェントが行う以上の付加価値の高い提案や情報提供にはどういったものが考えられるでしょうか、いくつかリストアップしてください。

回答は以下。

 

ここまで深ぼって、ようやく価値の高い情報になっているかなという感じです。

とくに、企業の担当者とエージェントの差である「市場のリアルタイムの情報」や「他企業とのギャップ」といったセンシティブな一方で求職者獲得に直結する情報はとくに価値が高いでしょう。通常のエージェントではなかなか出しづらい価値なだけに、努力して提供することで信頼を得られる可能性も高いのではと思います。

 

求職者の信頼を得る方法を深ぼる
では続いて、求職者側を見てみましょう。

転職エージェントが求職者との業務を円滑に進めて成果を上げる(求職者を獲得する、応募企業から内定を獲得させる)上で、営業として信頼を獲得する方法をいくつか教えてください。
また信頼獲得にあたって課題になるポイントと、その解決策も教えてください。

回答は以下。

 

こちらは企業担当者の方とは違い、「適切な情報提供と透明性」「求職者の期待を超えるサービス」などかなり高度なアドバイスを得られました。
もう少し深ぼる意味で、重要度の高い部分にフォーカスして質問を追加してみます。プロンプトは以下。

上げていただいた「求職者のニーズと求人のミスマッチ」の課題について、この課題を高いレベル解決することが信頼を獲得する重要なポイントと理解しています。この部分について、通常のエージェントが行う以上の付加価値の高い提案や情報提供にはどういったものが考えられるでしょうか、いくつかリストアップしてください。

 

パーソナライズ、カルチャーマッチ、高度なネットワーキングなど、通常のエージェントではなかなか実現が難しいようなアドバイスが出てきました。このあたりまで実現可能になれば、部門・企業のエースとしての存在が確立する、というレベル感かと思います。

 

まとめ
上記でリストアップしたようなポイントについては、おそらく一流の人材紹介企業や営業マンの方は自然と身についているようなポイントではないでしょうか。

ただ、全社的・組織的にこういったポイントを高いレベルで実現している企業となると、なかなか多くはないかと思います。そういった意味では、ChatGPTを使いながら自社の営業方針・課題について定期的にメンテナンスをし必要であれば改善施策を売っていくことは経営改善という意味で非常に有用ではないかと思います。

VINCEREではクライアントの方とのMtgにおいて、こういった経営レベルでの課題やシステムで解決しがたい課題についても情報提供・壁打ちなどのサポートも行っております。ぜひお気軽にお声がけください。

 

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