お世話になっております。VINCEREの塚原です。
ChatGPTの登場によって様々な業界に影響が出ています。
直近でもTwitterで、ChatGPTの登場によって業績に大きな影響が出た企業などが話題となったりしていますが、当然ながらこのレベルのパワーのあるサービスの登場は各業界に影響を与えるものになるでしょう。
【悲報】 ChatGPTに駆逐された会社が現る
https://twitter.com/masahirochaen/status/1653982839275388928?s=20
上記のリンク先は教育業界に関するものですが、こと人材業界においても同様の事象が発生する可能性は十分あると私は見ています。
人材紹介業界もChatGPTの影響を受ける
ChatGPTはあらゆるデータの深い分析を可能にします。
そのため、たとえば様々なデータのマッチングを改善・自動化する可能性について推察すると、元々求職者と求人のマッチングが根幹にある人材ビジネスにおいても、ChatGPTを始めとしたGenerativeAIがこの領域に進出してきても不思議はないというか、ある種当然の流れとして何らかのサービスは出てくるはずです。
推察と書いていますが、IT技術に強い人材系企業やその他開発企業ではすでにこのあたりに着手している可能性もあるでしょう。もともと紹介フィーの高い業界ですから、新たな市場参入者が出てきてもおかしくないフィールドです。
何らかのサービスが出てくる前に、どのようなサービスの登場が考えられるかを検討しておくことは、競合環境を考える上で無駄ではないかもしれません。
というわけで、上記の観点でChatGPTに対してAIを活用した人材系マッチングサービス登場の可能性について聞いてみました。
プロンプトと結果
私が作成したプロンプトは以下。
ChatGPTの回答は以下。
5つの案が出てきましたが、どれも非常に面白い着眼点のように見えます。
おそらく、すでにこういった観点からサービスの開発は進められているのではないかと思えるほどです。
個人的に特に興味があるのは「AIドリブンのスキル分析」「クロスインダストリーマッチング」の2つですね。
前者は入社後のスキル面のミスマッチを防ぐうえでかなり役立ちそうです。後者については、候補者の入力した情報から、これまで勤めていた業界とは目線を変えた切り口で興味深い求人をレコメンドすることが可能になりそうです。
まとめ
ChatGPT関連の情報を追っていると、取り急ぎ目新しい情報の波は一旦落ち着いたような印象を受けます。
この後は各企業が実際の業務にどう活かすかのフェーズに移行し、一定の期間を経て洗練されたサービスの登場、となる流れではないでしょうか。
AIに仕事が奪われる可能性も否定できないところがなんとも怖いですが、同時に新たな時代を肌で感じられることを思うとわくわくもします。
個人的には、時代の流れに淘汰されないよう、常に状況を見ながら自分として価値の出せる仕事を見つけられるようアンテナを張っておきたいなと思った次第です。
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