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【ChatGPT×人材CRM】AI技術とVINCEREコムズの未来予想図

採用

Posted 27/02/2023

ChatGPTをVINCERE(ビンチェリー)社内で使ってみた。

巷でトレンドとなっているChatGPT。
弊社でもちょくちょくメンバーとの話題で上がってくる。

VINCEREの機能に組み込めるのか、人材業界とどんなシナジーがあるのか、など色々な可能性があって考えるだけでも楽しい。

実は諸事情あって筆者は実際にこれまで触れていなかったのだが、前日ようやく利用が可能になったのでさっそくVINCEREのこと、競合サービスとの違いを尋ねてみた。

さすが話題になるだけあるというか、結構的を得ている回答が一瞬で出てきてびっくり。
ばっちりVINCEREのことを誉めてくれているので、試しに競合の強味も教えてもらったところ、きっちり色々良いことを書いて返してくれた(笑)
誰が操作しても気分が良くなるように設計されているのでは、とちょっと感じなくもなかった。

ChatGPT×CRMで広がる可能性

さて、複雑な質問に対して相当の文章量を生成できるというサービスの性質上、どうしても原稿執筆能力が話題になるが、ことCRMとのかかわりにおいても、ChatGPTは威力を発揮するのではないかと思っている。

もともとAIというのはいわゆるビッグデータ(ネット上に存在する大量のデータ)を読み込み、アルゴリズムや数式を駆使してそれを自動で分析し示唆を出すというものだ。
であれば、顧客情報の宝庫であるCRMがその分析対象にならないわけがない、という発想が自然にわいてくる。

もちろん、CRMの分析なんてものはすでにトレンドからは遠ざかっており、多くの企業では一般的なテーマだろう。

にもかかわらず、なぜChatGPTがCRMとの繋がりで威力を発揮すると想定されるかと言うと、「分析要件の定義が一瞬で終わる」「分析作業をサービスに一任できる」の2点が画期的だからだ。

「分析要件の定義が一瞬で終わる」とは、要するにChatGPT利用者が質問を投げかければ、それに対応する回答が示唆を含んで得られるということ。
通常の分析プロジェクトにおいては、分析によって示唆を出したいチーム(マーケやCS)と分析を実行するチーム(データサイエンティスト)、および関連部署など様々なステークホルダーとの合意形成が必要だ。

なぜなら分析にはリソースがかかるし、リソースをかけるに値する示唆が出るかどうかを事前に慎重に検討しなければならないからだ。これが、ChatGPTを使えば、ほぼゼロになる。これだけでも驚異的ではないかと感じる。

「分析作業をサービスに一任できる」は、上記の中でも少し書いたが、データサイエンティストのリソースを必要としないということ。本来であればPythonを使って何行もコードを書き、データを前処理して機械学習させて特徴量を調整して、、、など様々な手間と時間がかかる。それを一任できるのだから、使わない手はないだろうと思ったのだ。

人材業界における活用イメージと、VINCEREコムズへ組み込んだ場合

上記のようなことができるとして、例えば人材紹介企業で利用すると以下のようなイメージになるのではないか

転職コンサルタントからの質問イメージ

  • 「直近3カ月で求職者登録したユーザーの中で、SaaSの営業ディレクターへ最も転職可能性が高いユーザーは?」
  • 「職歴はエンジニア未経験だが、プロダクトマネージャーへの転職が可能な求職者を3人ピックアップして」
  • 「3~4月の時期に相対的に最も年収レンジが上がりやすい求人を教えて」

こういった質問にChatGPT、あるいはその派生サービスが一定程度の適切な回答を返してくるとすれば、それはそのまま次のコンサルタントのアクションを導く一手になりうると思われる。

たとえば、こういったサービスを弊社の社内チャットサービス「VINCEREコムズ」へ組み込めば、いつでも有益な示唆が得られる1チャネルを作ることができるのではないか、とちょっとした夢のある話もできる。

VINCEREコムズの詳細は↓

資料DL・お問い合わせは↓

そういったところで、多分に希望的な話もあるが、個人的にはどんどん開発が進んで色々なことが手軽にできるようになってほしいと思っている。